An old chestnut の意味:
An old chestnut : To bring up an old issue or problem that has not been solved or has not gone away and from time to time is resurrected.
An old chestnut : 聞き飽きてうんざりする。
この「an old chestnut」っていうイディオムは、何度も何度も繰り返されて、すっかり飽きられた話やジョーク、アイデアのことを指すんだよ。しょっちゅう繰り返されて、もう面白くも新しくもなくなっちゃったものを表現するのに使われるんだ。
起源について: このフレーズの起源は19世紀初頭にさかのぼると言われていて、1816年に初演されたウィリアム・ディモンドの戯曲『The Broken Sword(壊れた剣)』に由来するとされているんだ。この劇では、キャプテン・ザビエルというキャラクターが何度も栗の木にまつわる同じ話をするんだけど、それをパブロというキャラクターが「栗の木じゃなくて、コルクの木だよ」と訂正するんだ。このやりとりが、話の繰り返しによる退屈さを強調していて、それが「old chestnut」という表現の由来となったんだ。
この劇の関連するやりとりを要約すると、こんな感じ:
キャプテン・ザビエル:「難破船が海を埋め尽くし…高い栗の木に風がうなるのを聞いたことがあるんだ。」 パブロ:「栗の木?キャプテン!コルクの木だよ。」
この対話は、キャプテン・ザビエルの話がどれだけ聞き飽きたものかを強調していて、それが「an old chestnut」が使われる広い意味につながっているんだ。
Examples / 例:
以下は、このフレーズを使った6つの例です。
- Not that old chestnut again! We’ve already talked about it a hundred times.
もう聞き飽きたよ!その話、すでに100回くらいしてるじゃん。 - 会話で:
“Oh no, not that story about the time you met the president again. That’s such an old chestnut!”
意味: 「ああ、また大統領に会った時の話?もうそれは本当に飽き飽きだよ!」 - ジャーナリズムで:
“The politician trotted out the old chestnut about lowering taxes to win over the crowd, but few were impressed.”
意味: 「その政治家は群衆を惹きつけるために、税金を下げるっていう使い古された話を持ち出したけど、ほとんどの人は感心しなかった。」 - 文学で:
“The author’s latest novel is full of the same old chestnuts about unrequited love and fate.”
意味: 「その作家の最新小説は、片思いや運命についての同じ使い古された話ばっかりだ。」 - エンターテイメントで:
“The comedian’s routine was filled with old chestnuts that didn’t get much of a reaction from the audience.”
意味: 「そのコメディアンのネタは、観客にあまりウケない使い古されたジョークでいっぱいだった。」 - ビジネスで:
“During the meeting, the CEO brought up the old chestnut of employee productivity to justify the new policies.”
意味: 「会議中に、CEOは新しい方針を正当化するために、従業員の生産性という使い古された話を持ち出した。」